【開催報告】「人にやさしい街づくり講演会」
2012年2月26日(日)13:30からホテルニューオータニ長岡にて「人にやさしい街づくり」講演会が開催されました。
この講演会は新潟県労働者福祉協議会(県労福協)と長岡地区労働者福祉協議会(地区労福協)が主催し、長岡市、労働金庫、総合生協、ながおかライフサポートセンターなどが後援し開催されました。当日は約220名の市民からの参加がありました。
この演会は県労福協が今年度、県民むけセミナーとして新潟・長岡・上越で実施することとしていたもので、この度、長岡市での開催となりました。
主催者を代表し江花県労福協理事長から、格差・貧困の広がりとセーフティーネットや手を携える地域社会の必要性等が述べらました。
第1部「市民協働の取り組み」は、稲垣文彦氏(市民協働ネットワーク副代表・社、中越防災安全推進機構復興デザインセンター長)から、市民協働の理念や担う分野と志向、震災で被災した東松島市での「世界のっぺサミット」等が紹介されました
第2部は、石井めぐみ氏(俳優)をお迎えし「やさしい街やさしい人」と題した講演を聴講した。ご自身のつらい体験と支えあい包み込む社会の大切さ、声を掛け合う勇気と大事さを述べられた。終わりで、やさしい街をつくることは、それぞれの命を考えることであると結ばれ、講演中涙する人も多くいらっしゃいました。
第3部では、実際に活動している2つの団体による実践報告がされ、多世代交流館になニーナの佐竹直子氏(代表理事)からは、中越大震災で子育てをキーワードに支援ネットワークから始った。支援する側と支援される側をつくらない関係性が強調されました。続いて、ぷれジョブにいがたin長岡の品田真裕美氏からは、ぷれジョブについて趣旨や効果が提起されました。
最後は、地区労福協の矢島理事長のあいさつで閉会しました。